受注率の低い営業マンは使う言葉を変えてみよう

2017年5月15日

  • 本当は人と話すが苦手なのに営業にさせられてしまった。

営業をやっていて売上が思うように上がらず困っている。

こういった人は営業の経験が不足しているという点がネックかもしれませんが。一概にして『やさしさ』が原因になっているのかもしれません。

こんな言葉を使ったことありませんか?
商談最後の一言に・・・

  • もしよければ買ってくれませんか?
  • もしよければお願いします。
  • また何かあればよろしくおねがいします。これらの言葉は駆け出しの営業マンをはじめ一見よく
    使ってしまいがちな言葉なのですがこの言葉を多用する人はやさしい人が多いと思います。

 

  • お客様に対して物を一方的に売るのを疑問に思っている。
  • お客様はその商品を本当は買う必要はないのに無理に売りつけるのは気が引ける
  • 自社の商品が他社の商品に何となく劣っている気がして心からおすすめできない。

商品を選ぶのはお客様だから一通り説明したら最後はお客様の判断に任せよう。

こういう事を考えてませんか?
お客様の事を第一に考えているのでそれはとても素晴らしいことだと思います。

しかし、その考えは間違えではありませんが少しだけ心の片隅に置いておいてください。

先に挙げた言葉は逆に考えてみると
「こいつは商売気がないな。うちの会社のこと真剣に考えてくれているな。」

と信頼してもらうためのテクニックとして使うことができますが反応がいいのは多くて
10社中2,3社程度です。

「もしよければ、また何かあればお願いします」

という営業スタイルの最大の弱みは他社が本気で進出してきたときに「いやー ごめんねー」と言われていつの間にか知らないうちに他社にシェアを取られてしまいがちです。
なぜこんなことがいえるのか?

それは私自身が営業を始めたばかりのころこの言葉をよく使っており営業成績
が一向に上がらなかったからです。

見積り依頼は多いのになぜか受注できない。こんな経験皆様もありませんか?

『もしよければ営業』をずっと続けていていると一応見積り依頼は来ますがそれから先につながることはほとんどありません。

それは自分が出している見積りが他社の踏み台にされている可能性があります。

この営業スタイルはぬるま湯に浸かっている状態で簡単な営業方法ですが
自分に身に付くことはほとんどないと断言できます。

『他社に殺られる前に殺ってしまえ!』

営業マンは物を売るのが仕事なのでここは心を鬼にして言葉を変えてみましょう。

私自身も使う言葉を変えただけで少しずつ営業成績が良くなりました。

では、どんな言葉に変えたらいいのか?
『もしよければ』

という言葉の代わりに使う言葉として

『ぜひ』

を使ってみてください。

・この商品はいいですよ! ぜひ買ってください。

・ぜひ一度使ってみてください。お願いします。

・ご相談などありましたらすぐに対応しますので何か
あれば是非お願いします。

言葉を変えてちょっと一言付け加えるだけで『気合』が相手に伝わり
効果は劇的に変化するはずです。

この言葉に変えるようになってから何が変わったかというとお客様から
価格の相談が来るようになりました。

「A社さんはいくらだけど、御社はどれくらいでできる
かな? いくらでやってくれない?」
これに対してクロージングとフォローをしっかりと行えば受注率が
アップすること間違いないです。
控えめの営業から押しの営業に変えていきましょう。

また営業成績がうまく上がらない時でも
「あーだめだー」つぶやくのではなく。

「大丈夫! これからよくなる! 何とかなるさ!」
というポジティブなつぶやきをしましょう。
心のなかで思うのではなく必ず発声することが重要です。
言葉に何の根拠がなくても大丈夫です。
あまりこういったことを書くと精神論になります。ポジティブな言葉を使うことによってモチベーションが上がり次に自分が何をしたらいいのかが明確になってくるはずです。

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teru_cobba

静岡県在住のサラリーマン兼ブロガー。 「コミュ障は個性!」 口下手なのに営業マンをやっている人のために記事を書いています。 ガジェット系の記事をまとめたブログ「ニューガジェット三昧!」も運営してます。

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