営業マンは注文をとって数字をあげるのが重要ですがもうひとつ大事なことを忘れていませんか?
それは『社内営業』です。
この本を読まれている読者の方は人とコミュニケーションが取るのがどちらかというと得意ではない方が大半かと思われますがみなさんは社内営業にお悩みありませんか?
普段、社内営業を心がけてない方は社内営業という言葉を聞くとドラマに出てくるずる賢い部下が上司へゴマをすってたり、女子社員の好感度を上げるためにスイーツを配る姿を想像された方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私の社内営業の定義とは、社内で自分の地位、出世、評価アップのために自分を会社に売り込むをさします。
こう書くと難しく感じるかもしれませんがコミュニケーションを取るのが苦手な性格だったらどうしたら自分を売り込みできるか一度考えてみませんか?
ここで私がおすすめする方法をいくつか列挙します。
・あいさつは自分からする。(返事が返ってこなくても気にしない)
・なるべく笑顔を心がける。(印象アップ)
・掃除を自分から毎朝率先して行う。(印象アップ)
・営業ツール(商品資料、チラシ、DM)は会社から与えられたものをそのまま使うのではなくお客様の声を反映させたものを独自に作り上司のや同僚に使ってもらう。
(仕事に対する姿勢を評価してもらえる。またそのツールで多くの受注が取れればさらに評価があがります。)
・困っている同僚、部下がいたら助けてあげる。(将来、その人がえらくなった時に今度はあなたが助けてもらえるはずです。)
・味方につけたい上司がいたら媚びを売るのではなく仕事の進捗状況をこまめに報告したり商品の相談や悩み事の相談をし接触する回数を増やす。
他にもいろいろ書きたいのですが基本的なことをまとめてみました。
おしゃべりで陽気な人と口ベタな人だったらどちらのほうが誠実で堅実な性格に見えるでしょうか?
口ベタな人=マジメで努力家という風に見られることが意外に多いはずです。
もしあなたが口ベタで社内にアピールする力がなくても先に述べたようなことをコツコツ真面目に継続していれば「あいつは口ベタなりに一生懸命頑張っているな」と一定の評価を得られるはずです。
またここで挙げたことはお客様に使っても効果があります。自分自身に口ベタというハンディキャップが
あっても誠実で真面目な人と認識してもらえるよういろいろ工夫してみましょう。